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| |郡司晃二監督インタビュー|白石美帆さん(主演)インタビュー|郡司ななえさん(原作)インタビュー| | ||
| −−原作者として、映画版「ベルナのしっぽ」をご覧になった 感想はいかがですか? | ||
| 郡司 | 私の書きました「ベルナのしっぽ」は、「盲導犬についての啓蒙物語」ではありません。もちろん盲導犬についての最低限の知識を広くみなさんに持ってもらうことは、すごく大切だと思うんですよ。でも、この物語で私が本当にみなさんに伝えたかったことはそれだけではなくて。人間と犬との生活を通して「どんなことがあったって生きるって、やっぱり素敵なことなんだよ」という気持ちなんですね。その部分は、映画でもすごくよく表現されていたと思います。 |
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| −−郡司さんがとりわけ印象に残ったシーンというと? | ||
| 郡司 | とくに心に残ったのは、しずくが夫の隆一に子供を持ちたいという夢を語るシーンでしょうか−−。「6歳になったら、大きなランドセルをしょって学校へ行くの。“パパ、ママ、行ってくるよ”って。“パパ、きれいなお花が咲いているよ”とか、“お空がとっても高いよ”って。私たちには、一生見えない世界。でも、その子は大きな瞳で受け入れていくの」 |
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| −−いろんな意味で、未来につながっていくラストシーン になっていますね。 | ||
| 郡司 | 本当にそう思います。ですから、「ベルナのしっぽ」という物語を知っている人もそうでない人も含めて、いろんな方にこの映画を観ていただきたい。社会の歪みのなかで縮こまってる人、光が当たらなくて苦しんでる人、言葉に出せない辛い思いを抱えている人、そして人生に絶望している人。そういう人に、人生の素敵さが少しでも伝われば、原作者としてすごく嬉しいですね。 |
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